作: 泉 鏡花 演出: 宮城 聰

公演は終了しております。
ご来場ありがとうございました。

お台場、
鏡花、
ク・ナウカ座、
妖しの噴水、
背には海。

江戸と現代が出会う、時の交差点、お台場。

海の陸が出会い、日本と西洋が出会ったここで、

いままた、

うつし世と異界が出会う。

真夏の夜の、水枕。

あらすじ
戦国時代。「白鷺城」の異名をとる姫路城第五重は、「人間は生きて帰れぬ」といわれる、魔界の者たちの棲家。居並ぶ妖怪たちをつかさどる天守夫人・富姫は、猪苗代に帰る妹分の亀姫に、城主・武田播磨守寵愛の鷹を土産として持たせる。播磨守に鷹探しを命じられた若き鷹匠・姫川図書之助は、生きて帰れぬことを覚悟で第五重に現れる。富姫は妖怪に臆さぬ図書之助のすずしさに心をひかれ、命を奪わず地上に帰すが、主君の元に戻った図書之助はあらぬ誤解を受け、やむなく再び富姫の前にあらわれるのだった・・・。
異界の者同士の間にだけ許される純粋な恋。幻想世界の中に人間のもっとも美しいありようを浮かびあがらせる、泉鏡花の最高傑作。

出演
美加理・阿部一徳
吉植荘一郎・中野真希・吉田桂子
大高浩一・中村優子・野原有未
寺内亜矢子・諏訪智美・本多麻紀
稲川光・片岡佐知子

スタッフ
照  明= 大迫浩二
空  間= 木津潤平
衣  装= 高橋佳代
演奏構成= 棚川寛子
音  響= AZTEC(水村良・千田友美恵)
舞台監督= 野口毅・加冶真理
宣伝美術= 須山英樹(STUDIO LUDIC)
写  真= 六渡達郎
制  作= 笠井映花・萩原敦子・久我晴子

主催/ 特定非営利活動法人
ク・ナウカ シアターカンパニー
後援/ 東京都
本作品は、東京2000年祭『千年文化芸術祭』
優秀作品賞受賞により、制作資金の一部を
助成 されています。


【日程】
2001年7月26日(木)〜31日(火)
  26(木) 27(金) 28(土) 29(日) 30(月) 31(火)
19:30  
20:00          
◆雨天決行
◆開場は開演の15分前

【会場】

都立潮風公園(南側)・噴水広場

[MAP]
[アクセス] ゆりかもめ「船の科学館」駅下車 徒歩3分
(「船の科学館」駅まで、新橋から16分、有明から8分)

【チケット料金】

前売り:4300円 / 当日 :4500円
(全席自由・入場整理番号付)